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今も昔も難しい 〜兄弟(姉妹)という存在〜

ろりぽっぷ 1024号 2017年6月9日

ろりぽっぷ1024号

水曜日にはとうとう関東地区も梅雨入りをしました。40日間の気の遠くなるような長い梅雨を何とか乗りきっていきましょう。

さて、園生活のいろいろな場面で、子どもの心の複雑さを感ずることはよくあることです。このところ特に感じるのは、下の弟や妹が誕生した場合のお子さんの心の難しさです。赤ちゃん誕生の前からこれまでとは違った様子が表れたり、誕生後も長期にわたり心が不安定になり、甘えがひどくなったり、すねたり、笑顔がなくなったりといろいろな面で変化が見られます。赤ちゃんが生まれても、何の動揺もなく気分が安定しているというお子さんはほとんど皆無と言ってよいかもしれませんね。

「赤ちゃんが生まれた」ということは、周囲の大人にとっては大変喜ばしいことなのですが、子どもにしてみれば、いつも自分の方を向いてくれていたお母さんが取られてしまう、天と地がひっくり返るほどの重大事です。
ですから、園生活の中でも保育者たちは、〇〇ちゃんは弟が生まれて気持ちが落ち込んでいるので、できるだけ声をかけたり、甘えを受け止めてあげよう、苛立ちを周囲にぶつけることで自分の気持ちをわかってもらおうとしているのだから見守っていこうと複雑に揺れ動くお子さんの気持ちに少しでも寄り添って、赤ちゃんの存在を自然に受け入れられるようのなるまで待つようにしています。
また、お家の方は「お兄ちゃん(お姉ちゃん)でしょう」は禁句。赤ちゃんにどうしても手がかかるでしょうが、できるだけお子さんと1対1で過ごす時間を作ってください。いきなり赤ちゃんが生まれたからと言って、急に自立せよというのは大人の都合。以前にも増してスキンシップをとってくださいとお願いしています。
私の場合、娘が誕生した時、息子は3歳になったばかり。母乳だったので寝る時も妹はいつもおっぱい側。その時に発した「ボクはいつもママの背中ばかり…」という言葉が忘れられない記憶として残っています。

赤ちゃん誕生に限らず、兄弟関係の中でも真ん中の立場に置かれているお子さんの複雑な心理状態など、よくお母さんから相談を受けたりもします。ご両親は分けへだてなく育てているつもりでも屈折した心理になりやすいのが真ん中っ子の宿命かもしれませんね。

先日の「お母さん」についてのスタッフのコメントで、弟・妹ばかりに母親の愛情が向けられていたことが感情や性格に影響していると感じました。ことほど左様に兄弟関係は大人になっても尾を引くということですね。
<園長>

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ろりぽっぷ子たちの園生活の様子や保育について、ブログ形式でお伝えしています。

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